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2023.01.05

電動車椅子WHILLの購入手順を徹底解説!

電動車椅子WHILLの購入手順を徹底解説!

車椅子でもおしゃれに過ごしたい。

どこに行ってもカッコよくスマートに動ける車いすに乗りたい。

 

そんな願いを叶えてくれる電動車いすにWHILLがあります。

 

移動手段である車椅子は、私たちが車や自転車などを購入するときと同様に自分の好みに合うものや好きなものを買います。

しかし電動車椅子となると周りに使っている人が多くないと思います。相談できる人も多くはないと思いますので購入するまでの選択肢が狭まってしまいます。

 

今日はこの大人気の電動車椅子WHILLについて、福祉用具専門相談員の視点から購入までの手順や注意点を徹底解説していこうと思います。

 

まずは購入を検討する前に

電動車椅子WHILLの購入をする前にまず確認することがあります。

それは介護保険を利用しているかです。

 

WHILLは介護保険を利用してレンタルをすることができます。

その際、毎月利用料を支払うのですが、介護保険の負担割合が1割の方であれば毎月3000円前後の使用料でレンタルをすることができます。

 

介護保険サービスを利用中の方は担当のケアマネジャーがいると思いますので一度ご相談をしてみてください。

介護保険で利用する場合には条件もありますので、あわせてご確認することをおすすめします。

 

電動車椅子WHILLの購入手順

1.まずは店舗で相談

WHILLを購入する前は、購入店舗でしっかりと相談することをお勧めします。

高価な商品になりますので失敗はしたくないですよね。

失敗しないために購入する前に確認するポイントを3点にまとめたので見ていきましょう!

 

①使用目的

通勤や通学または買い物や通院など、必ずWHILLを使う目的があると思います。

この目的がWHILLが適しているのか、他の手段の方が適しているということも多くあります。例えば通勤に電車やバスを使用する場合に、電車ではWHILLを使用することができても、バスの場合だと使用できないということがあります。

通院に関してもタクシーを使い病院に着いたら、病院の車いすで移動するなど方法は他にもあります。

購入したはいいが意外と使わなかったということがないようによく検討していきましょう。

 

②主に使う場所

2つ目は使う場所。

使用目的をしっかり決めた後に1つ目の注意点でも少し触れましたが、WHILLが使えるかどうかの確認が必要です。

電車での利用に関してや店内の利用許可、段差が多い場所や坂道の多い場所など使える場所が制限されてしまうことがあります。

最近はバリアフリーのところがかなり増えてきたため問題ないことが多くなってきましたが、それでも施設での利用許可や使用道路に問題がないかの確認は事前にしていきましょう。

 

③収納場所

3つ目は収納場所。

WHILLはとてもコンパクトに出来ており小回りが効く商品です。そのため色々な施設内でも使用することができます。

ですが、自宅での収納場所はしっかりと考えておきましょう。

コンパクトに出来ていると言っても通常の車椅子のように簡単に折り畳みは出来ません。また、自転車よりも幅があるため、自転車置き場に置いても場所をとってしまいます。

収納場所は家族と相談しましょう。マンションなどの集合住宅の場合は置き場所を管理人さんとしっかり相談し共用スペースなどの置けるかの確認をとりましょう。

 

2.試乗

ここまで確認したら実際に試乗をしてみましょう!

実際に乗ってみて分かる事もたくさんあります。ですが試乗に関しては全く問題ないでしょう。

WHILLは操作が非常に簡単にできています。

手元のリモコンには電源ボタン、+−のボタン、クラクション、あとは進行方向を決めるレバーがあるのみです。

手元にあるリモコンを行きたい方向に倒すだけでその方向に進みます。速度調節も手元の+と−のボタンで簡単に操作可能です。

 

 

とても簡単ですが操作が難しい方もいるので注意点を見ていきましょう。

 

 

ケース1:認知症の方

認知症の方で普段の会話や操作自体もそんなに問題がなさそうに見える方もいます。

ですが判断能力が低下していると道路標識や信号の見落とし、子供の急な飛び出しなどに咄嗟の判断が出来ない方がいます。

そのような状態ですと重大な事故に繋がりますのでやめましょう。

 

 

ケース2:手の麻痺があり操作が難しい方

WHILLはリモコンが左右の付け替えが可能ですので麻痺がない方にリモコンを取り付け操作することが可能です。

また指先の細かな操作は難しくても、手のひらでレバーを操作可能ですので軽度の麻痺があっても操作は可能だと思われます。

ですが麻痺の度合いで操作がどの程度できるかかなり変わりますので試乗は必ず行うようにしましょう。

 

 

他にもさまざまなお身体の状態がありますので、実際に試乗して操作可能な判断をしていくのがいいでしょう。

 

3.商品の内容を決める

WHILLには様々なお出かけを安全にサポートするオプション品たくさん揃っています。

体を固定するベルトや夜間でも安全に出かけるためのライト、またドリンクやスマートフォンのホルダーも揃っています。

自分のスタイルに合ったWHILLに仕上げていきましょう!

 

4.もしもの時の保険も検討

これで晴れてWHILLに乗れる!!

と、その前に、皆さんも車や自転車の購入の際にも保険に加入すると思います。この電動車椅子WHILLも保険加入はしっかりと考えていきましょう。

 

WHILLの最高速度は6kmです。それでも自転車に乗っているくらいの速度は出ています。

外を走っていると万が一の事故というものは誰にでも起きてしまうものです。事故の加害者になることも考えられます。

 

そんな時に保険に加入していると安心ですのでこれは入ることをお勧めします。

 

電動車いすによる事故はニュースになるような事故は少ないですが、小さな事故はよく起きています。

自分を守ることも大切ですが、相手を守るためにも保険の加入はしっかりと考えましょう。

 


生活を支えてくれるWHILL

電動車いすを検討する方はたくさんいらっしゃいますが、その中でも多いのが免許返納後の検討をされる方です。

今高齢者の車による事故が増え続けています。高齢者の数はこれからも多くなるため車の操作が難しい方の免許返納がニュースでも取り上げられています。

 

ですが免許返納は高齢者にとっては死活問題になっています。今まで車で通院や買い物に行っていたため、免許を返納してしまうと生活が成り立たなくなってしまうためです。

 

そんな時にこのWHILLがあれば、今までの生活スタイルを大きく変えることなく安全に続けていくことができます。

 

電動車椅子のWHILLがあれば今までになかった自由な時間を過ごして新しいことを始めるきっかけになるかもしれません。今までは諦めていた友人とのショッピングやお出かけなど、できることが増えていきます。

 

WHILLは今より活動的な生活を送りたい人にとって、人生を変える車椅子になるかもしれませんね!

 

 

福岡市西区にある介福本舗では、店舗に福祉用具専門相談員が常駐しており、WHILLの実機もあります。

WHILLの相談・試乗に関しては事前のご連絡をいただくとスムーズに案内ができますので気になる方は一度お電話ください。

この記事を書いた大神もお待ちしております!

 

WHILLのメーカー様HPはこちら
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この記事を書いた人

Ogami

営業の大神(おおがみ)です。安心できる環境を一緒に作っていきましょう! 保有資格/福祉用具プランナー・福祉用具専門相談員・電動車いすセーフティー・アドバイ ザー・ヘルパー2級・福祉住環境コーディネーター2級・福祉用具選定士・可搬型階段昇降 機安全指導員

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