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車いすの選び方

2021.03.18
車いすの選び方

こんにちは大神です。
早速ですが今回は車椅子の選び方についてお話します。

車いすには様々な種類があり、身体状況や使用環境によって選び方が変わってきます。
専門的に話していくと内容が細かくなっていきますので、今回は大きな分類で話していきます。

車椅子の選び方
  • 1. 車椅子の種類
  • 2. 自走式、介助式
  • 3. 標準型、多機能型、リクライニング・ティルト式の違い
  • 4. 車いすの選び方

まずは車椅子の種類についてです。

車椅子の選び方

1.車椅子の種類

介護保険上で「車いす」に分類されるものは大きく分けると2つあります。
「手動車いす」と「電動車いす」です。

街中でよく見かける「電動カート」も介護保険上では「車いす」に分類されます。
(電動カートについては選定方法が少し違いますので、また別の機会に話していきます。)

今回は「手動車いす」についてみていきます。
「手動車いす」の中でさらに、

  • 標準型車いす
  • 多機能車いす
  • リクライニング式、ティルト式車いす

に分かれます。

更にそれぞれに

  • 標準車いす(自走式)
  • 標準車いす(介助式)
  • 多機能車いす(自走式)
  • 多機能車いす(介助式)
  • リクライニング式、ティルト式車いす(自走式)
  • リクライニング式、ティルト式車いす(介助式)

と分かれていきます。

2. 自走式、介助式

・自走式とは

車いすに乗っている本人がハンドルを使い操作する車いすです。
上半身が問題なく動かせることができる方が対象です。

・介助式とは

車いすに乗っている本人は操作が出来ず、後ろから介助者に押してもらう車いすです。


自走式、介助式の選び方は乗っている本人がどこまで操作ができるかが重要になります。

自走式を使う方は、ある程度筋力体力があり、危険リスクの判断もできる方でないと難しいです。

介助式を使う方は、介助者がいないと使えませんのでサポートとなる人が必要になります。
また介助者の介助技術もないと危険な場合もありますので注意が必要です。

3. 標準型、多機能型、リクライニング・ティルト式の違い

(標準型)

一般的な車いすで多くの機能はついていません。用途としては移動が主な目的で、歩行で長距離歩けないようなときに使います。
対象となる方は、下肢の筋力が弱っていたり、骨折などしている方が対象です。

(多機能型)

肘掛が跳ね上がったり、フットサポートが外れたりします。他にも背中・座面のシート調整やひじ掛けの高さ調整などができます。
用途としては移動と移乗をサポートしたい方、ひじ掛けの取り外しやフットサポートの取り外しができるため、移乗時の介助が行いやすく便利です。
対象となる方は、下肢に問題があり移動・移乗に介助が必要な方や、座位に問題があり座り方の調整を必要とする方が対象。

(リクライニング・ティルト式)

多機能式の車いすにもついていた、ひじ掛けやフットサポートの調整。背や座面の調整、さらに頭部のサポートも行い、リクライニングやティルトをすることでほとんど横になった状態にすることも可能。

用途としては、移動・移乗に加え日常生活のほとんど車いす上で行うので、車いす上でも簡易に休養が取れるようになっています。
対象の方は、座位の取れない方・寝たきりの方です。頭・背中・腰・臀部・脚先まで様々な調整ができる機種が多く細かな調節が可能です。

ここまで車いすの種類・機能についてお話ししました。
次はいよいよ選び方です!

4. 車いすの選び方

選ぶポイントは大きく分けて2点あります。

  • ① 身体状況
  • ② 使用環境

この2つの点をしっかり見ていけばとても使いやすい車いすを見つけることができます。

まずは1つ目

① 身体状況

見ていくポイントは、歩行能力、座位(座り)姿勢です。

  • 歩行能力があるが弱い方 → 標準型
  • 歩行能力が弱くほとんどできない方 → 多機能型
  • 座位姿勢が取れる方 → 標準型
  • 座位姿勢が崩れている方 → 多機能型
  • 歩行ができず、座位姿勢もとれない方 → リクライニング・ティルト式

かなり大雑把に分けるとこのような感じになります。
実際に私たち福祉用具専門相談員が選んでいくときはもっと細かく見ていきますが、おおよそこの形に当てはまってきます。

② 使用環境

本人に会っている車いすが決まったら次は使用環境。使う環境も十人十色でみんな違います。
ポイントとなるのは一番よく使う環境を主において考える事。
家の中でも使えて、外出時も楽に移動でき、旅行にも簡単に持っていける車いすは存在しません。

いつも生活している、よく使う使用環境を重点的に見ていく必要があります。
それによって、小回りが利くタイプがいいのか、持ち運びができるように軽量タイプが良いか、屋外を安全に移動できる車いすが良いのかなど細かく決まってきます。

ここまでくるとある程度車いすの機種が決まりますので販売店の方と詳細を決めていくといいと思います。


いかがでしたでしょうか。
車いすは種類が沢山あり、日々新しい商品も出てきます。今回は車いすの選び方を見てきましたが、今はないものでさらに商品が出てくることもあります。

その時はまた紹介していきますので楽しみにしておきましょう!

この記事を書いた人

大神孝博

営業の大神(おおがみ)です。安心できる環境を一緒に作っていきましょう!
保有資格/福祉用具プランナー・福祉用具専門相談員・電動車いすセーフティー・アドバイ ザー・ヘルパー2級・福祉住環境コーディネーター2級・福祉用具選定士・可搬型階段昇降 機安全指導員

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